自動車保険比較サイト調べ(イオン保険マーケット)

イオン保険マーケット

http://www.hokenmarket.net/jidousha/
11/30の「自動車保険比較サイト調べ」にて調査対象に挙げた比較サイトの1つです。
サイトを運営しているのは、イオン保険サービス株式会社です。同社は来店型の保険代理店で、損害保険については東京海上日動を始めとした損保24社の商品を扱っているようです。ただし、同社の事業案内−取扱保険会社のページにはアニコム損害保険会社がないのですが、実際には取り扱っているようです。おそらく更新漏れでしょう。
そのうち、上記サイトで自動車保険の見積もりが可能なのは、以下の18社だそうです。なお、実際に見積もりを試した訳ではありません。
東京海上日動火災保険株式会社
・株式会社損害保険ジャパン
三井住友海上火災保険株式会社
あいおい損害保険株式会社
日本興亜損害保険株式会社
ニッセイ同和損害保険株式会社
富士火災海上保険株式会社
日新火災海上保険株式会社
・朝日火災海上保険株式会社
セコム損害保険株式会社
・エース損害保険株式会社
・ゼネラリ保険会社
ソニー損害保険株式会社
三井ダイレクト損害保険株式会社
・そんぽ24損害保険株式会社
アクサ損害保険株式会社
アメリカンホーム保険会社
チューリッヒ保険会社
 
自動車保険に関する情報として、「自動車保険各社比較」「自動車保険用語集」があります。
 
自動車保険各社比較」には、各損保の(事故時の)サポート体制,事故受付,(付帯)サービス,財務状況が一覧になっています。
しかし、財務状況以外は2003年10月調査時点のものであり、15社分しか載っていないいません。これでは改めて確認するまでもなく、この情報は信用に値するものではないことが分かります。
財務状況だけが2008年7月調査と最新のものになっています。
 
自動車保険用語集」には、全40語の自動車保険に関する用語が載っています。
しかし、これも 2000年5月19日現在とあります。
さすがに、一般的な用語(型式,自損事故保険etc)は、その頃から変わっていないので間違いがある割合が低いです。ただ、間違いがある割合が低いだけで、本当に間違っているものもいくつかあります。
例えば、

■運転年齢条件
お車が自家用普通乗用車、自家用小型乗用車、自家用軽四輪乗用車の場合は、契約時に運転者の年齢条件付きで契約することができます。年齢条件が高くなるほど、保険料が安くなるのが特徴です。ただし、条件に該当しない人が運転して事故を起こしたときには保険金は支払われません。任意保険に加入する際には、そのお車を運転する可能性のある方の中で、最も若い方の年齢に合わせて設定してください。例えば、運転者の年齢条件を「ノンフリート30歳未満不担保」としている車で、22歳の大学生のお子さんが事故を起こした場合、たとえ保険をかけていても無効です。お子さんが22歳の場合、「ノンフリート21歳未満不担保」で設定する必要があります。

■人身傷害保険
交通事故で被保険者が死傷した場合、過失の割合に関係なく、また示談が成立していなくても、ご契約の保険から保険金額を限度に被保険者の損害の100%が支払われる保険。

は正しい内容とは言えません。
また、"■初年度登録"と用語自体が誤っているのも問題です。
 
全般的に見て、最初から正解を知っている人ならともかく、そうでない人が利用するには危ういものだと思います。
損保会社の募集代理店が運営している割にサイトに関しては正確さに欠ける内容です。
(2008.11.30 現在)