2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧
4月1日始期契約からセゾン自動車火災保険株式会社は自動車保険の改定を行うとのことです。 「「シンプル」「わかりやすい」をコンセプトに自動車保険の改定を実施」 http://www.ins-saison.co.jp/images/scripts/img220090330152024.pdf (セゾン自動車火災…
地震保険の改定について、損害保険料率算出機構が公開した資料を見ていて気づいたことがあるので書こうと思います。 今回の改定では、構造区分の判定基準の見直しがなされました。それによって、イ/ロ構造の判定基準が変更されています。それによって、「地…
先ほど「日本興亜損保vsサウスイースタン(第三ラウンド)」でサウスイースタン・アセット・マネジメントが日本興亜損害保険株式会社の現社長の兵頭氏の社長再任に反対するコメントがサウスイースタン側から公表されたという話を書いたばかりです。 いつの間に…
日本興亜損害保険株式会社の大株主であるサウスイースタン・アセット・マネジメントは、昨年に引き続いて日本興亜損保・現社長の兵頭氏の社長就任に反対するとのコメントを公表しました。 「日本興亜の取締役選任に関する議決権行使について」 http://www.so…
11月28日に行った地震保険改定の届け出内容を損害保険料率算出機構は、本日一部変更しました。 「地震保険基準料率の変更に関する届出(平成20年11月28日付)について、内容を一部見直しました」 http://www.nliro.or.jp/news/2008/090325.html (損害保険料…
昨年、経営破綻した大和生命保険株式会社の更生計画案が東京地方裁判所へ提出されたとのことです。既に3/2にジブラルタ生命保険株式会社とスポンサー契約を締結しており、プルデンシャル傘下に加わることは明白でした。 「更生計画案の東京地方裁判所への提…
11月28日に地震保険改定の届け出を損害保険料率算出機構が行い、それに対して全国建設労働組合総連合と旭化成建材株式会社が異義申立をしたことが2月12日に公表されました。 その時のことは、2/12に「地震保険改定に異議申立」でちょっと触れましたが、この…
生命保険の死亡保険(定期保険)に関連する質問としてでしょうか、Yahoo!知恵袋の保険のカテゴリに以下のようなものがありました。どのくらいの数値になるのか少々興味があったし、ヒマでもあったのでちょっと手をつけてみました。 http://detail.chiebukuro.y…
3/10のブログ「週刊ダイヤモンド(3/14号)保険特集」では、週刊ダイヤモンドの3/14号の保険特集についてざっくりと感じたことを書きました。 その中の Part 1 の「乗り合い代理店バブル発生 提案力はピンキリで注意が必要」について、記事の内容にとんでもな…
3/10のブログ「週刊ダイヤモンド(3/14号)保険特集」では、週刊ダイヤモンドの3/14号の保険特集についてざっくりと感じたことを書きました。 その中の Part 1 の「Column 「約款は契約時に渡すもの」 情報公開に消極的な生保の姿勢」では生保だけがターゲットに…
昨日、日本損害保険協会の定例記者会見の内容が同社サイトにて公開されました。 「定例記者会見(2009年3月19日)」 http://www.sonpo.or.jp/news/release/2009/0903_05.html (日本損害保険協会 ニュースリリース 2009.03.19) その中で、最後に2009年度か…
株式会社損害保険ジャパンがセゾン自動車火災保険株式会社の株を買い増ししました。これによって、同社への出資比率が 27.7% から 46.5% になりました。 「損害保険ジャパンによるセゾン自動車火災の株式取得について」 http://www.sompo-japan.co.jp/news/d…
唐突ですが、人はいつか必ず死にます。従って、終身保険は100%保険金が支払われて、契約が終了することになります。 まさか、亡くなった本人が保険金請求なんかできっこないので、遺族が終身保険の存在に気づかなかったりして、保険金請求をしない可能性とい…
株式会社損害保険ジャパンと日本興亜損害保険株式会社の大株主であるサウスイースタン・アセット・マネジメントは、両社の統合に関して以下のコメントを出していました。 「損保ジャパンと日本興亜の統合に関する発表について」 http://www.southeastern.jp/…
3/10のブログ「週刊ダイヤモンド(3/14号)保険特集」では、週刊ダイヤモンドの3/14号の保険特集についてざっくりと感じたことを書きました。今回は、その中の Part 2 の「プロが選んだ 自分が入りたい保険・入りたくない保険」のうち、医療保険とガン保険につ…
今回の2社統合においては、持ち株会社を共同で作り、そこに損保両社がぶら下がることとなっています。ところで、両社はそれぞれ別々に親密生保があります。 株式会社損害保険ジャパンは、第一生命保険相互会社と業務提携をしています。損保ジャパンが持ち株…
昨日発表された株式会社損害保険ジャパンと日本興亜損害保険株式会社のリリース資料の中に、損害保険商品を共同開発する旨の記載がありました。 当初、読んだときは「日本興亜損保と損保ジャパンの統合(其の弐)」で書いた程度でどの種目で実施するのかくら…
日本興亜損害保険株式会社と株式会社損害保険ジャパンの両社から正式に統合の発表がありました。 「株式会社損害保険ジャパンと日本興亜損害保険株式会社の共同持株会社設立による経営統合に関する合意について」 http://www.nipponkoa.co.jp/news/whatsnew/…
日本興亜損害保険株式会社と株式会社損害保険ジャパンの統合について、ニュースになっています。 「損保ジャパンと日本興亜損保、来春にも経営統合へ」 http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090312-OYT1T00114.htm (読売新聞 2009.3.12) 損害保険3位…
週刊ダイヤモンドの最新号(3/14号)は「まだまだあった!保険のムダ」というタイトルで、生保・損保に関する特集があります。見出しと目次は↓のとおりです。 家計に占める保険料の比重は大きい。ムダがあるなら見直したい。そこで、ムダをわかりにくくしてい…
去年の8/22に「東京海上日動の長期契約の住所調査」にて、保険法の観点から長期契約に関して保険価額と通知事項の確認を定期的に実施するのではないかということを書きました。 それと関連する内容と思われる案内が日立キャピタル損害保険株式会社から出され…
第3分野である医療保険に関連すると思われる質問として、Yahoo!知恵袋の保険のカテゴリに以下のようなものがありました。 「保険の告知」 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1223931792 慢性疾患を持った人が、告知せずに保険に加…
保険というのは、保険金額≫保険料 が当然だと皆が思っていますし、そうでなければ意味がありません。 しかし、本当に常にこれが成り立つのでしょうか?ひょっとして、保険金額≦保険料 となるケースはないのでしょうか? 保険料が高いことで有名な?車両保険で…
車に保険を付けるべきか?とか、家に保険を付けるべきか?とか、その他諸々に保険を…と、この類の質問は保険に関する質問の中でも多い部類だと思います。 この問題を考えるには、そもそも保険とは何か?ということについてしっかりと自分の考えを持っておく…
金融審議会 金融分科会 第一部会で、2008.10.15〜12.3の第53回〜第58回の計6回に渡り、格付会社の規制について論議されてきました。私のブログでも1回だけ11/23に「格付会社とその格付と金融庁」で第53回の時に取り上げました。 なお、金融審議会 金融分科…
3/3 に開催された金融分科会第二部会 保険の基本問題に関するワーキング・グループの資料が公開されています。前回が12/19だったので、やや間が空いています。その間にも保険業界はいろいろな出来事が起こっていますが、このWGはそういうことと無関係のよう…
最近の火災保険は長期のものでも、再調達価額で価額協定して付保するケースが多いようです。その場合、将来物価の変動があって今よりも安い/高いコストで再建できたらどうなるのだろうと思う人がいてもおかしくありません。 正にYahoo!知恵袋の保険のカテゴ…
先週あたりからどうなるのかと憶測が飛び交っていたAIG グループについて、一定の方針が出されました。あまり一般向けではない内容かつ結構なボリュームの上に、日本語訳がイマイチなので、こんな夜更けに読む代物ではありませんが、ざっと目を通してみまし…
昨日「自動車保険の他車運転危険補償特約」でダイレクト系損保の他車運転危険担保特約を見ていて、ふと疑問に思ったことがあります。 てっきり、どの損保もリスク細分型自動車保険の対象用途・車種は、自家用8車種だと思っていたのですが、そうでもないんじ…
「臨時運転者特約」は被保険自動車の運転者の範囲を拡大する特約ですが、その反対に被保険者が運転する車の補償範囲を広げる特約として「他車運転危険補償特約」があります。この特約は一般的に自動付帯となっています。 ちなみに、「他車運転危険担保特約」という…