素朴な疑問…終身保険

唐突ですが、人はいつか必ず死にます。従って、終身保険は100%保険金が支払われて、契約が終了することになります。
まさか、亡くなった本人が保険金請求なんかできっこないので、遺族が終身保険の存在に気づかなかったりして、保険金請求をしない可能性というのはけして低くないと思います。
生命保険会社は、このような場合に備えているのでしょうか?
理屈からすると少なくとも懐に入れて自社の利益にすることはできないはずです。寧ろ、いつ保険金請求があるか分からないのだから、支払に備えて内部留保しておく必要があるはずです。責任準備金は高齢になると減ると思いますけど。
契約管理上もいつまでもあると大変です。
 
年に1回は契約内容のお知らせを送っているのは、遺族が保険の存在に気づいて手続きをするきっかけとなるようにという面もあるかと思います。しかし、それでも不着などもあって漏れなく対応できるわけではないでしょう。
保有契約を調べてみたら、現時点の被保険者の年齢が120歳の契約が見つかった!とかなんてことがあるかも…とちょっと思っています。
 
損保も介護費用保険などは要注意です。ただ、介護費用保険は発売されてから20年ほどしか経っていないし、被保険者年齢も70歳以下のはずなので、現時点でも最高齢が90歳なのでそれほどおかしなことにはなりませんが。