自動車関連情報の利活用と自動車保険

走行距離連動型自動車保険(PAYD)は一部の保険会社がやっていますが、国土交通省の検討会でPAYDやそれ以上のことが取り上げられていました。
「「自動車関連情報の利活用に関する将来ビジョン検討会」の開催について」
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha06_hh_000041.html
国土交通省 報道・広報 > 報道発表資料 2014.2.19)
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自動車保険関係の記載としては第1回検討会(2014.2.24開催)の議事録に以下のようにあります。

○ 自動車損害保険の商品設計にあたっては、すべての自動車ユーザーに対して公平、公正であることが必要であることに留意し今後の検討を進めるべきではないか。
また、公正な保険の実現のために、不正請求等、保険を悪用する者を排除できるような仕組みを検討するべきではないか。

また、「【資料2】自動車関連情報の利活用の現状について」に以下の内容がありました。
 
 
 
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この検討会は今後具体的な検討を行うこととしており、2014年4月下旬に開催予定の第3回で一般社団法人日本損害保険協会の委員がプレゼンテーションをすることになっています。
どんな話が出てくるのか興味深いです。
ただ、技術の利用ばかりが先走って、リスク細分のやり過ぎで保険が複雑になるのなら、あまり感心しないです。そういうのは、後になって、また不払いや不適切な募集ということになるでしょうから。