保険の基本問題に関するWG(9/16)(其の弐)

9/16 に開催された金融審議会 第二部会−保険の基本問題に関するワーキング・グループ(以下、WGと書きます)の議事要旨がようやく公開されました。9/17のブログで適当に推測した内容は、保険募集に関してほんの一部のみ当たっていたのみで、支払に関してはさっぱり…というか議事要旨の中で全然触れられていません。
それにしても、9/18のブログでは議事がなかったので資料のみからブログを書きましたが、本当に議事の公開が遅過ぎです。
 
「保険の基本問題に関するワーキング・グループ(第46回)議事要旨」
http://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/dai2/gijiyousi/20080916.html
金融庁 審議会・研究会等 > 金融審議会 > 議事録・資料等 2008.11.6)
 
今回のWGでは、何を今後の話し合いのテーマにするのか決めようという雰囲気のようで、今後の方向性が示されている内容ではありませんでした。
いくつか検討したい点が出されていましたが、そのほとんどが募集人に関するものでした。保険契約者と保険者(保険会社等)の関係に関しては保険法の成立で一定の整理がされたので、次は保険者(保険会社等)や募集人の監督・規制の面にスポットが当てられ、最終的には保険業法ガイドラインの見直しということになりそうな気がします。
 
ベストアドバイス義務と適合性原則がキーワードになるのではないかと思われます。なんとなくですが、この話の終着点はアレをするなコレをするなというルールが増えるんじゃないかという予感がします。