損害保険大学課程新設

2012年7月から一般社団法人 日本損害保険協会にて損害保険大学課程が実施されます。そう言えば、生保ではずいぶん前から大学課程というのがありましたが、損保では大学課程がなかったどころか、自由化以後は統一された試験制度の体系が崩れたままになっていた印象があります。
尤も私は保険代理店ではないので、受けることを求められることもなかったし、その必要性もなかったのできちんと情報収集をしていたとは言えませんが。(自由化前に特級(一般)までは一応取っていますけど。)
ちょっと前に資格の有効期限が設けられるようになり最低レベルの底上げを図る措置が取られました。今度は下ではなく上をターゲットにして制度に手を入れたと見ることができます。
「損害保険大学課程について」
http://www.sonpo.or.jp/news/information/2012/1204_01.html
(一般社団法人 日本損害保険協会  2012.4.2)
 
保険代理店向けの資格もいいけど、一般消費者向けの資格があったらおもしろいかもしれません。
そして、その資格があれば一定以上の保険知識があるということで、募集コスト削減を根拠とした付加保険料の割引ができればインセンティブも働くし、長い目で見れば無用なトラブルの減少という効果が期待できるので保険会社にとってもプラスだと思います。
こんなのは、どうでしょうか…