自動車保険比較サイト調べ(保険の窓口インズウェブ)

保険の窓口インズウェブ

http://www.insweb.co.jp/
11/30の「自動車保険比較サイト調べ」にて調査対象に挙げた比較サイトの1つです。
サイトを運営しているのは、SBIホールディングス株式会社です。保険募集に関しては、引受会社により異なり、SBIファイナンシャル・エージェンシー株式会社有限会社フィナンシャル・パートナー株式会社エリアサポートジャパンロイドが行っているようです。
ここも 価格.com 同様に自動車保険の募集行為の注釈に不明瞭な点が見受けられます。以下に書いているとおり、見積もり可能な会社とサイトで謳っている数が合わないことからしても、メンテナンスに不備があるのではないかと思われます。
 
上記サイトで自動車保険の見積もりが可能なのは、以下の22社だそうです。これは、多分、現時点において自動車保険の比較見積もりサイトの中で最大の会社数です。でも、一括見積もりは最大20社と書かれています。2社あぶれてしまいますが、どういうことなのか謎です。なお、実際に見積もりを試した訳ではありません。

 
自動車保険に関する情報として、以下のものがあります。

ほけんのトリビアは、ユニークなのですが、やや内容が古くて稀に誤りがあります。また、"初年度登録"なんて書いていてはダメです。
各社事故対応サービスは、2007年7月7日〜2008年4月30日に実施したアンケートの結果である保険会社の事故対応評価アンケート結果と、全く意味不明な各社の保険金追加払い発生状況と、やや古い各社の事故対応サポート、そして「ただいま準備中です。」となっている各社の事故対応サービス比較があります。個人的にはアンケート結果以外はない方が良いと思います。
各社の格付一覧には、直近(2008年9月)のS&Pの各損保の格付の一覧である各社の格付一覧と、2007年度決算公表時のソルベンシーマージン比率と、2007年度決算数字の正味収入保険料と総資産を載せた各社の決算数字比較があります。ちなみにわざわざ注釈で「※ SBI損害保険株式会社の指標は、2008年7月現在公表されていません。」と書かれていますが、7月には出ていたと思いますけど、これはSBI損保ディスクロージャー誌を見れば分かります。尤も、SBI損保は2008年1月開業なので、2007年度末の数値にさして意味はないと思いますが。
自動車保険の基礎知識保険料を安くするにはは結構ボリュームがあり、一般的な内容が書かれています。今やどの会社にもあるリスク細分型がダイレクト系損保にしかないような書きぶりだったり、今どきどこも売っていない PAP,SAP が出てきたり、近年は自損事故は人身傷害で担保する保険が増えていますがそれが反映してなかったりとやや古いことによる問題もありますが、ざっくりと理解するには十分な内容になっています。
自動車事故徹底ガイドには、「事故時のノウハウと保険請求の注意点」,「まるわかり自動車事故」,「事故にあわないために」があります。このうち、「まるわかり自動車事故」は2008年2月に書かれたもののようで、結構新しい内容が盛り込まれています。
自動車保険用語集には、「ユニークな特約・商品を集めた用語集」と「一般用語集」があります。いずれもここ数年メンテナンスしていないように見受けられます。前者の方はあまり意味のないものになっているように思います。
 
全般的にはボリューム・内容ともに、よくできていると思います。しかし、さすがに数年前に書いたものは1年に1度で良いから見なおしてもらいたいです。
(2008.12.7 現在)