アクサダイレクトの自動車保険料簡易試算

前回のブログ「アドリックの自動車保険料比較」で、アドリックのいい加減な保険料比較の話を書きましたが、奇しくも今夜、アクサ損害保険株式会社のサイトにて似たようなものがUPされました。きっと、アドリックのサイトを見て、真似たのでしょう。
アクサダイレクトのトップにある「保険料スピード診断」というのがそれです。
 
トップにある「保険料スピード診断」をクリックすると、別ページが開いて質問があり、その質問に答えてから「診断」ボタンをクリックすると見積もり条件と保険料が表示されます。
なお、自動車保険と原付・バイク保険が可能ですが、自動車保険の場合は以下の質問に答えるようになっています。
質問1:あなたの年齢は?
 →20〜90の範囲から選択
質問2:お住まいの都道府県は?
 →47都道府県から選択
質問3:免許証の色は?
 →ゴールド,ブルー,グリーン
質問4:お車の排気量は?
 →660cc以下,661cc以上〜1500cc以下,1501cc以上〜2000cc以下
 ,2001cc以上〜2500cc以下,2501cc以上
質問5:年間の走行距離は?
 →5,000Km未満,5,000Km以上10,000Km未満,10,000Km以上
質問6:現在のノンフリート等級は?
 →初めて加入する,4〜20の範囲から選択
 
アドリックの「自動車保険料 節約体験コーナー」と似たようなものですが、大きな違いがあります。
アクサダイレクトの「保険料スピード診断」では、補償内容もないまま他社比較をするようなことは促していないし、一言も自社の保険料が安いという表現を使っていません。
実際、アドリックのような露骨なことをしなくても、これで十分目的は果たせます。その目的は、『とりあえずざっくりでもいいから見積もりをしてもらって、自社の保険料水準を体感してもらうこと』と思われます。実際に保険料が安ければ、自分から安い!と言わなくても理解してもらえます。
これは見方と変えれば、保険料の例示を動的にしているだけと解釈できます。私の感覚としても、これなら募集文書としてシロだと思えます。
 
余談ですが、以前に「自分の車で見積もり ダイレクト系損保編」で試した感触では、ダイレクト系損保の中でも、SBI損保アクサダイレクトアメリカンホーム,三井ダイレクトは保険料が確かに安かったです。