共栄火災の新商品・標準傷害保険

共栄火災海上保険株式会社で、窓販専用の傷害保険として、「標準傷害保険」というものを販売するそうです。
 
「信用金庫の窓販専用商品「標準傷害保険」を発売」
http://www.kyoeikasai.co.jp/about/news/2008/nr2009020901.html
共栄火災海上保険株式会社 ニュースリリース 2009.1.9)
 
一見すると、通常の普通傷害保険・家族傷害保険に入通院延長特約を付帯して、金融機関で束ねた集団扱の契約のように思えます。
多分、ポイントは、以下の部分でしょう。

お客様の年齢や職業、性別にかかわらず一律の保険料でご契約いただくことができます。

普通傷害保険・家族傷害保険なら、職業によって料率が異なってきますが、そこをおそらく加重平均して一本の料率にした点が、この商品独自の部分ようです。
これは、多分、扱者の募集スキルが高くないと思われることや告知・通知事項をシンプルにする狙いがあるのではないかと思われます。
 
しかも、パターン販売しか行わないようなので、じっくり販売することを想定しているのではなく、窓口で大量に簡単に売ることを想定しているようです。
 
料率をいじって新商品を作るなら、保険金支払もすぐに終わるように、従来タイプの入院・通院の日額支払ではなく、部位症状別支払にすればいいのに…という気がします。
その方がシンプルだし、支払でもめごとが起こりにくい点で窓販向きじゃないかと思います。ただし、おそらく保険料が安くなってしまうのが欠点ですが。