民法(債権関係)部会(11/24)議事録より

12月13日に「民法(債権関係)部会(11/24)検討事項より」にて、民法(債権関係)改正にむけた民法(債権関係)部会の第1回が11月24日に開催された話を書きました。
その議事録が以下リンク先にて公開されています。
「法制審議会民法(債権関係)部会第1回会議(平成21年11月24日開催)」
http://www.moj.go.jp/SHINGI/091124-1.html
法務省 審議会等情報 > 現在審議中の部会 > 民法(債権関係)部会)
 
今回は第1回ということもあって、改定の在り方や必要性、スケジュールなどがメインで各論に踏み込んで話はされていないようです。
議事録から得た内容で、個人的に押さえておくべきと思ったのは次の2点です。
・1年半を目途として中間報告をするが、絶対的な期限は設けない。
・全検討項目の結論を一気に法案にするとは限らない。
 
また、同部会の第2回(12月22日開催)の配布資料も以下リンク先にて公開されています。
「法制審議会民法(債権関係)部会第2回会議(平成21年12月22日開催)」
http://www.moj.go.jp/SHINGI/091222-2.html
法務省 審議会等情報 > 現在審議中の部会 > 民法(債権関係)部会)
第1回と第2回は総論で、第3回以降に個別的な検討課題について議論していく予定となっています。
損保に対して、この改定によってどんな影響が出るのかは、その個別的な検討課題の議論の中から予想していくことになるので、第3回(1月26日開催)からウォッチすればよさそうです。